中学校 理科 1年 【1-2身のまわりの物質 2章 粒子のモデルと物質の性質(p.84ー105) (p.105)】

大問1

次の問いに答えましょう。
□① 砂糖25gを水100gに溶かしたときの砂糖水の濃度は何%ですか。(  20%  )
□② 10%の食塩水100gの中に,食塩は何g溶けていますか。(  10g  )
□③ 10%の食塩水300gをつくるには,何gの食塩を何gの水に溶かせばよいですか。( 食塩:30g,水:270g )

大問2

ビーカーに入れた水に食塩を入れてかき混ぜるとすべて溶けました。次にデンプンを加えよくかき混ぜました。これを下の図のような装置に通しました。
□① このようにろ紙などを使って,固体と液体を分ける操作を何といいますか。( ろ過 )
□② ろ紙上に残った物質は何ですか。( デンプン )
□③ ろ紙を通った液体から溶質を固体として取り出すには,どのような操作をすればよいですか。( ろ紙を通った液体の水を蒸発させる。 )
□④ この実験の水のように,ほかの物質を溶かしている液体を何といいますか。
( 溶媒 )□⑤ 次のA〜Cの大きさを,大きい順に並べると,どうなりますか。( C,A,B )
A ろ紙の穴   B 水の粒   C デンプンの粒


大問3

下の図は,ミョウバンの溶解度曲線です。
□① 物質が溶解度まで溶けている水溶液のことを何といいますか。( 飽和水溶液 )
□② 60℃の水100gに,ミョウバンが20g溶けています。この水溶液を冷やすと,約何℃のときに結晶が出てきますか。( 約35℃ )
□③ ②の水溶液を20℃にしたとき,結晶として出てくるミョウバンは約何gですか。( 約9g )
□④ ③のように,水に溶けていた物質を再び結晶として取り出すことを何といいますか。( 再結晶 )
□⑤ ミョウバンの水溶液を冷やさずに,ミョウバンの結晶を取り出すには,どのような方法が考えられますか。を得る方法を何といいますか。( 水を蒸発させる )


大問4

下の図のような装置で,マグネシウムに塩酸を加え,発生した気体を集めてその性質を調べました。
□① 図のような気体の集め方を何といいますか。また,この方法はどのような性質の気体に用いることができますか。( 水上置換法,水に溶けにくい気体 )
□② この気体は,色もにおいもなく,火をつけると燃えて水ができました。この気体は何ですか。( 水素 )



▶水溶液(p.85〜88)

□1種類の物質からできているものを純粋な物質という。いくつかの物質が混ざり合ったものを混合物という。
□物質が液体に溶けることを溶解といい,溶けた液体を溶液という。溶けている物質を溶質,溶かしている液体を溶媒という。溶媒が水である溶液を水溶液という。
□溶液の濃さを濃度といい,その1つの表し方に質量パーセント濃度がある。


▶溶解度と再結晶(p.89〜95)

□物質がそれ以上水に溶けきれなくなったとき,飽和したといい,その水溶液を飽和水溶液という。水100gに物質を溶かして飽和水溶液にしたとき,溶けた物質の質量を溶解度という。
□ろ紙などを使って,固体と液体を分ける操作をろ過という。
□水溶液を乾燥させるなどして得られる,いくつかの平面で囲まれた規則正しい形をした固体を結晶という。
□固体を水に溶かし,その水溶液から水を蒸発させたり,水溶液を冷やしたりして,より純粋な物質を結晶として取り出すことを再結晶という。


▶気体の性質(p.96〜104)

□気体の集め方には,水上置換法,下方置換法,上方置換法があり,気体の性質によって使い分ける。
水上置換法 … 水に溶けにくい気体 
下方置換法 … 水に溶けやすく,空気より密度が大きい気体 
上方置換法 … 水に溶けやすく,空気より密度が小さい気体


□気体は種類によって性質が異なる。



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