中学校 理科 3年 【3-1 運動とエネルギー 2章 力と運動(p.32ー47) (p.47)】

大問1

斜面を下る台車の運動を記録タイマーで調べました。記録タイマーは,1秒間に50打点打つものとします。
□① 結果は下のグラフのようになりました。台車の速さは,時間の経過とともにどのように変化していますか。( (速さは,時間の経過とともに)一定の割合で増している。 )
□② 下のグラフから,0.5秒から0.6秒の間の速さは何cm毎秒ですか。( 48cm/s )



大問2

次のア〜ウは,3通りの方法で,物体を水平面上でまっすぐに運動させたときの時間と速さの関係を表したグラフです。
□① 物体が慣性によって運動しているときのグラフはア〜ウのどれですか。(  イ  )
□② 摩擦のない水平面上で,物体を一定の力で押し続けて運動させたときのグラフはア〜ウのどれですか。(  ア  )
□③ 摩擦のない水平面上で,物体が運動とは反対向きに力を受け続けたときのグラフはア〜ウのどれですか。(  ウ  )
□④ イのグラフで表される運動は,何運動とよばれますか。( 等速直線運動 )



▶物体の速さ(p.33〜36)

□物体が一定時間に移動する距離を速さという。その単位は,センチメートル毎秒(記号cm/s),メートル毎秒(記号m/s),キロメートル毎時(記号km/h)などが使われる。
□ある区間を一定の速さで走り続けたと考えて求めた速さを平均の速さという。平均の速さに対して,ごく短い時間に移動した距離をもとに求めた速さを瞬間の速さという。


▶物体にはたらく力と運動(p.37〜44)

□物体は,運動と同じ向きに一定の大きさの力を受け続けると,一定の割合で速さが増す。受ける力が大きくなると,速さの増し方も大きくなる。
□物体が真下に落下する運動を自由落下という。
□物体が運動と反対向きの一定の力を受け続けると,速さはだんだんおそくなる。

▶物体が力を受けないときの運動(p.45〜46)

□速さが一定で,一直線上を進む運動を等速直線運動という。
□物体は,運動をしているときは等速直線運動を続けようとし,静止しているときは静止を続けようとする。物体がもつこの性質を慣性という。
□物体が力を受けていないか,受けている力の合力が0である(力がつり合っている)条件がなりたつ場合,物体は等速直線運動や静止をしている状態を続ける。これを慣性の法則という。


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